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ルコームリ (ルーシ) : ウィキペディア日本語版 | ルコームリ (ルーシ) 本項のルコームリ()は、キエフ・ルーシ期にスラー川右岸に存在した都市である(現ベラルーシ・ルコームリとは異なる)。現存しない。 ==概要== ルコームリはスラー川右岸に位置し、ペレヤスラヴリ公国に属した。また沿スーラ川防衛線の一角を担った。史料上の初出は1178年であり、現ウクライナ・ポルタヴァ州オルジツャ地区(ru)ルキムヤ(ru)付近の山に、広大な城址が残されている。この城址に対して複数回の考古学的調査が行われている。それによれば、街の北東には堀と防壁に囲まれた三角形の広場があり、また街の南は堀と二重の防壁に覆われていた。 文化遺跡地層(ru)の厚さは1.8mに及び、発掘された遺物の大部分は11 - 13世紀のものである。 後世の17世紀にはこの都市跡にコサックの要塞が築かれた。また、詩人タラス・シェフチェンコが1846年に言及を残している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ルコームリ (ルーシ)」の詳細全文を読む
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